テーマは、おむすび
みなさんが思い思いにおむすびを作りました。
中には初めて握るなんて方も。
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今回は参加者からリクエストの多かった「おむすび」をテーマにしました。おむすびの具材はどれにしよう、海苔は味付けが良いのか、なんてことをフムフムと考察して複雑にするのではなく、あえて「塩むすび」のみの食べ方にしました。今回は握り方に焦点を絞りました。ごはん茶碗に盛りつけるのと、「手で結ぶ」の違いだけで、なんでこんなにも違う食べものになるのでしょうか。不思議です。口の中ではらりと解ける、そんなおむすびが美味しいとされていますが、それは一般論。食の感想は個人で違って良いと思います。ごはん生活研究所メンバーの1人で、小池精米店3代目の小池理雄さんは、「ごはん粒がくっついて、あえてその粘着を歯で噛み切る感覚を楽しむ」と言っていました。
4種の銘柄を食べ比べ
お米の銘柄は4種、用意しました。
1.青森県むつほまれ
25年産からは栽培されず、幻のお米となりました。古米であることを差し引いても、明らかに昔のお米とわかります。しっかり硬くて粘りはありません。
2.茨城県ミルキークィーン
もち米に似た「もっちり感」を持っています。そういった意味では、むつほまれとは真逆のお米です。
3.栃木県塩谷コシヒカリ
ご存知、日本で一番生産量の多い銘柄です。
4.石川県能登ひかり
こちらも硬めのお米です。むつほまれほど硬くはないです。硬いけど粘りもあり、粒が大きいのが特徴です。
おむすびに合うお米
塩鮭の粗を焼いたものと、参加者の方が持って 来てくれた御新香をおかずに |
(ごはん生活研究所/平井)
■料理担当
和食料理「おこん」店主 小栁津大介
http://www.okonn.com
■お米協力
有限会社 小池精米店
http://www.komeya.biz
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